About Herman Miller of 長時間にわたるオフィスチェアの使用における実証実験

ハーマンミラーとは



ハーマンミラーは、「デザインとは問題を解決するためにある。」という考えのもと、デザイナーとのコラボレーションによって生まれた優れたデザインで、オフィスやホームを最良の空間にすることを使命としています。人間を中心に考えた問題解決のデザインは、革新的で常に時代のスタンダードとなっています。また、環境を守る大切さを社員一人一人が理解している企業文化を持ち、米国ミシガン州の田園地帯にある本社は、自然環境と共生したコミュニティになっています。


LinkIconhttp://www.hermanmiller.co.jp/index.html

ハーマンミラーの歴史

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ハーマンミラーの歴史は、1923年、D.J. DePreeと彼の義父のHerman Millerがミシガン州ジーランドのStar Furniture Companyを買い取ったことに始まります。1920年代のハーマンミラーは、家庭向け伝統様式の家具を製造する会社でしたが、1931年、D.J. DePree がコンテポラリーデザインの家具が消費者のニーズを満たすことに目を向けたのをきっかけに、ハーマンミラーの方向性は大きく変わります。
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この「問題を解決するためのデザイン」というアプローチは、ハーマンミラーの歴史の中で非常に重要な役割を果たします。D.J. DePreeは、会社を率いた30年の間に、ハーマンミラーを家庭向けの小さな家具メーカーから、家庭・オフィスの両方を対象としたコンテンポラリーデザイン家具のリーダーとして広く知られる会社に成長させました。
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D.J. DePreeは、製品の質とビジネスに完璧さを追求し、その結果Gilbert Rohde、 George Nelson、Charles & Ray Eames、Alexander Girard、Isamu Noguchiといったその時にもっとも活躍していたデザイナー達とのパートナー関係を積極的に築いていきます。小さな家具メーカーでありながら、1950年代の初めには、ハーマンミラーはモダンデザインの家具メーカーとして世界的にその名を知られるようになったのです。
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そして、現在、ハーマンミラーは、D.J. DePreeの精神を受け継ぎながらオフィス、家庭において、快適な環境を提供すべく、高機能ワークプロダクツ、エンボディチェア・エンベロップデスクをはじめ、人間工学に基づいたイノベーティブな製品を世界に送りだしています。

エンボディチェア


エンボディチェアは、特に、コンピュータの前に座る人のためにデザインされました。まるで浮いているかのような感覚で座ることが出来ます。今までにない快適さを持った椅子で、座る人の健康を増進します。身体の自由な動きをサポートし、脳の活性化を促すワークチェアです。

動くことは身体に良い

エンボディチェアは、新しい運動学を採用しています。リクライニングをするときの回転軸は、背もたれと座面にあります。どのような体型の人でも簡単にリクライニング姿勢をとることが出来て、その姿勢を保つことができます。
少し前に体重を移動させても、リクライニング姿勢をとっても、背もたれの下部は座面に対して固定されているため、しっかりと骨盤をサポートします。
エンボディチェアは、コンピュータユーザーのために、リクライニングをしながら仕事をする姿勢もサポートし、背骨への負担を軽減します。リクライニングしても頭の高さが殆ど変わらないため、コンピュータ画面を見るために無理に頭を動かす必要がありません。
背もたれは、腕を自由に動かすことが出来るように幅が狭くなっています。上半身の自由な動きを妨げないため、快適で、肺に酸素を多くとり入れることが可能です。そして、その酸素は脳に送られます。

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