デジタルゲームの技術実例集(仮)

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デジタルゲームの技術実例集(仮)、2011年刊行

日本のデジタルゲーム開発シーンにおける実例をベースにした「デジタルゲームの技術実例集」企画は、日本国内におけるデジタルゲーム開発技術情報の共有と公知を目的として立案されたものです。

2011年現在、日本ではCEDEC(Computer Entertainment Developer's Conference)をはじめ、さまざまな開発者向けのカンファレンスやイベントが行われています。これらの情報をとりまとめ、開発者目線からの情報発信を行っていきたいと考えております。

また、本書は、年次改訂を目標とし、毎年定期的な刊行を企画しております。これにより、デジタルゲーム開発の技術事例を年間を通して俯瞰することが可能となります。


名称
デジタルゲームの技術実例集(仮題)
仕様
A5版 400ページ 1c 3,800円~
発行元
ソフトバンククリエイティブ株式会社
刊行
2011年6月刊行予定
特色
『デジタルゲームの教科書』のテクノロジー版実例集。ゲーム開発会社を中心に、プロの開発者&研究者のみを招集。
完全に技術指向。(アートではなくコンピュータサイエンスとしてのゲーム)どのゲームタイトルのどの部分に使われているか、など、開発者でなくてはわからないコアな情報を掲載する。
10程度の実例を掲載し、その要素となる技術の概論から、実際に「このゲームでは該当技術がどう使われているのか」を解説する。
展望
日本国内における「開発者ヒーローインタビュー」ではなく、現場の実例をベースにした情報共有書籍として、また、高品質な実例集として、毎年の刊行を目指す。

内容について

自社開発タイトルにおける技術要素の実例を、画像・ソースコード・参考にした開発書を含めて執筆し、10要素程度を一冊にまとめて刊行します。

CESAゲーム開発技術ロードマップをベースに、「プログラミング」、「ビジュアル・アーツ」、「ゲームデザイン」、「サウンド」、「ネットワーク」の5分野に大別し、それぞれの分野から掲載する事例を抽出していきます。掲載する事例タイトル、ピックアップする技術要素については、重複を認めます(1事例、1要素につき2本まで)。

ゲーム開発者にとっては、最新タイトルの実例に基づいた技術事例の研究として、企業にとっては、技術トレンドの理解促進として。学生に対しては、現在開発の現場で使用されている技術を目の当たりにする最適な機会として活用していただける内容となります。

ご協力願い

デジタルゲームの実例書制作委員会では、執筆を行っていただける開発者の方を募集しております。
本書は、電子書籍化およびアジア圏および欧米圏での翻訳企画を検討しております。
皆様の開発技術を公知することによって、有為な人材の獲得、国内外からの技術提供に関する問い合わせなど、様々な発展が期待されます。ご不明の点がございましたら、以下のフォームからお気軽にお問い合わせくださいませ。